預金があるのに借入するのはおかしいことでしょうか?

銀行へ行った帰りにあろうことか車で事故を起してしまい通帳と印鑑を紛失してしましました。銀行に預金はあるのですが、急にお金が必要になったのでどこかでお金を借りようと思っています。おかしいことですか?友人に相談したら、お金があるのに借金するなんておかしいと言われてしまいました。

使い道は人それぞれ。すぐに返済できるなら借金もあり!

それは大変でしたね。お体は大丈夫でしょうか?本人であることを証明できるものがあれば預金の払い戻しが可能というのはご存知ですか?

預金については、払い戻しを希望している人が預金者本人であることを確認した上で払い戻すのが原則となっています。キャッシュカードの場合は暗証番号、預金通帳の場合は届出の印鑑と払い戻し希望者の名前と通帳の名前が一致していれば払い戻しはできます。しかし、今回は通帳と印鑑を紛失されてしまったんですよね。となると、払い戻しに必要なものは、運転免許証・健康保険証・パスポートになります。

ただ、すぐに払い戻しされるかはわからないのでどこからか借入したいということなんですよね。であれば、お金を借りることはおかしい行為ではありません。すぐに融資を希望するなら、即日融資が可能な銀行のカードローンがお勧めです。紛失された預金口座のある銀行だとスムーズにお金を下ろせない可能性があるので、別の銀行にしましょう。インターネットが利用できる環境であれば、ネットで先に申込をして審査を済ませておくと早いです。実際の契約は来店というところが多いので、来店したときに身分証明書を提出して融資されます。

預金があるわけですから返済も問題なくできそうですね。でも、できるだけ安い金利のところから借りてくださいね!

預金があるのに借入!その理由とは?

人間と言うものは面白いものである程度のお金があると、何となく落ち着くものです。例えば100万円の預金があれば何となく落ち着いて生活できると言う人は多い筈です。なぜ落ち着いていられるかと言うと何かあった時でも、そのお金が有れば対処できるという考えが頭の隅にあるからです。ところが実際にお金が必要になったとしましょう。その時にこのお金を取り崩すでしょうか。どうもそうではないようです。多くの人は別途お金を借りているようなのです。

預金を取り崩す事例
預金を取り崩す場合の何かあった時と言うのは、例えば病気だったり、冠婚葬祭、子育てと言う場合以外にはあまりなさそうですが、その他にもお金が必要になる事は良くあります。そういう場合に預金を取り崩すのには抵抗が有る訳です。そしてこういう場合にはローンを利用したりして凌ぐことになります。たぶん詳細な計算などせず、直感的にそうするべきだと考えるのが普通ですし、家族も同じように考えるのではないでしょうか。

利息を計算してみる
しかしもし100万円の預金がある場合で、50万円必要になったとし、これをローンで借りて、1年で返済するとします。預金の金利を簡単のために0.1%、カードローンの金利を5%としてさらに返済を1年後に一括して行うと仮定してみましょう。100万円で1年間預けるとこの場合利息は1000円です。これに対して50万円を一年間借りたとしてその利息は2万5千円となります。残りの50万円を預金しておいたとしてもどちらが得かすぐにわかりますよね。

計算してみることが大切
このように純粋に利息と言う面から考えればこの場合は預金を取り崩した方が得な訳です。もちろん実際には順次返済していきますからもっと利息は減りますがそれにしても現状のような預金金利では極端に低いために、利息の差は桁違いになってしまう訳です。したがって直感ではなくてどちらが有利なのかと言う面から、検討すれば合理的な選択はすぐに出来るわけです。あとは取り崩した分をローンを返済するかわりとして毎月預金に回せばずっとお得と言うことになります。

金利の動向に注意
ただしこの話は何時でも通用するわけではありません。金利の動向次第で逆になる可能性も潜んでいます。例えば預金金利が非常に高い時期に固定金利で預金したとして、その後景気が低迷して、低金利時代になったとすると、借入金利が以前の預金の固定金利を下回ると言うことも考えられます。そうなった場合には預金はそのままにして、借入を利用した方が得になる訳です。したがって、常にその時期の金利の動向には目を配っておく必要があります。

直感では駄目
数字に馴れていない人の場合、何かを判断する時に直感で動きやすいのですが、数字に馴れている人は、すぐに計算することで実際にはどちらが得なのか損なのかを数字で判断するようになります。そうすれば損得という観点で見た場合の正しい答えを得ることが出来ます。いつも何となく直感で物事を決断していると言う人は多いと思いますが、直感も大事ですが、計算できるかできないかも大変大切な生活上の能力と言えるでしょう。